花あかりのドゥーチュイムニィ

５月も10日を過ぎ・・・
台風１号も過ぎたこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

僕は、相変わらず・・走っています。。

仕事の打ち合わせや利用者のお宅訪問、
要介護状態から要支援状態になった方の対応。。

介護報酬の請求業務や決算処理・・・

今週も足早に時が過ぎています。

先日、本島から離れた所にある、離島のM氏の退院の調整をしました。
退院して、島の自宅の畳の上で最後を迎えたい。。

M氏のご希望を叶えるため、、
病院の主治医やケースワーカーの皆さんが一生けん命に準備。
そのお手伝いをしました。

準備の確認の話し合いのため、中部の病院を訪問。。
夕方18時過ぎまで相談し、島の事業所に電話をかけながら・・
最終確認。。いよいよ翌々日は退院。。

病院からの帰路・・
頭の中で、最終確認をしながら・・
途中、夕食の買い物でスーパーに寄り・・・
車に戻ると・・さっきまでいた病院のケースワーカーから電話。。
"何か忘れ物???"
ケースワーカー:『・・・・』
『・・急な話なんですが・・・』
何事だろう・・・
『Mさん・・つい20分前に・・・急変し・・』
と、言葉を詰まらせたケースーワーカー。。
"えっ!!"と返す・・・・

末期の癌と闘いながら・・島の自宅に帰ることを願ったM氏の想い。。
もうあと２日だった。。

紋付袴（もんつきはかま）で、旅立ちたいと願うM氏の・・
希望で翌日は、買い物に行く予定だった家族は、

病室でM氏を見送ったあと・・・
買い物に走ったと、聞いた。。

僕らの仕事は、高齢者が相手。。
こうした事は、あり得る。。

だからこそ、常に"一期一会"の気持ちでいたい。。
今回もそう強く思った。。

にかちゃんの好きな言の葉・あ・い・う・え・お
【霧（きり）】地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し、無数の微小な水滴となって浮遊する現象。古くは四季を通じていったが、平安時代以降、秋のものをさし、春に立つものを霞(かすみ)とよび分けた。気象観測では、視程1キロ未満のものをいい、これ以上のものを靄(もや)とよぶ。《季 秋》「―しばし旧里に似たるけしき有り／几董」
・・・yahoo辞書より
僕は霧や霞が好きです。霧の中の交通は大変ですが、幻想的な感じが好きです。
霧も霞も同じですが、日本人はあえて分けて表現していますね。
春霞（はるがすみ）とは、とても響きが良い言葉です。
でも、頭の中は霞ぼけしないように、すっきりさせて頑張ります。。