花あかりのドゥーチュイムニィ

先週のある夕方。。
仕事を終え、１８：００帰宅途中の車内・・・・。
１本の電話が鳴った。。。
『はい、にかちゃんです。。』
『〇〇介護センターサー提のＴです。。』(サー提：サービス提供責任者)
・・来た、こんな時間にサー提からの電話は、、、ジャジャジャッ・・事件だ！！

サー提：『１人暮らしのＭさん。先ほど、訪問中のヘルパーからの連絡で発熱！！』
にか：『なにー。。で、何度。。』
サー提：『Ｍさん宅に体温計がなくて、あいにくヘルパーも持ってなくて・・・』

確かに、体熱感があり、ベッドに横たわったまま、苦しそうにしている。との報告。
明らかに、普段のＭさんとは違う。。
すぐに、訪問看護ステーションの管理者Ｔさんに電話。。
事情を説明。。緊急訪問を要請。。承諾を得る。。

１８：３０僕は保育園着。京ちゃんを迎え車に戻ると訪問看護Ｔさんから電話。。
熱が３８．７℃あり、呼吸も苦しそう。すぐにでも病院に受診する必要があるとのこと。
訪問中のヘルパーを待機してもらっていて正解。。
すぐに受診介助の依頼を行い、病院受診。。


(Ｍさんの独居生活を支えるためのサービス担当者会議。。真ん中は、にかちゃんです。)


２１：００受診介助中のヘルパーより電話。これ以上の付き添いが困難。
救急に受診しているが、検査で長引いていた。。
訪問介護センターの管理者とこれからバトンタッチするとのこと。

０：００訪問介護センター管理者Ｎさんから電話。。入院となった。。
お疲れ様でした。

翌日、入院先の病院へ・・。
健康保険証の期限が切れていた。。家族はいるが、対応してくれない。。
役所へ急ぎ、更新手続きを行なう。本人が具合悪く委任状なしの手続きのため、いろいろと時間がかかってしまう。
再び、病院へ。。本人、体調が少し戻っている。
僕の顔を見て、にっこり笑った。担当看護師が「ケアマネを見て、顔つきが変わったね。安心したみたい。」と言ってくれた。
本人も、僕の手を握り、なにかボソボソと話したが・・よく聞き取れなかった。

担当医から病状説明を受け、これまでの経過を説明した。
担当看護師から、着替えや下着、洗面用具など必要品がなくて困っているとのこと。
すぐに、本人宅へ直行し、必要品をそろえた。点けっぱなしの電気を消し、生ごみを処理し、戸締りをして・・・。
隣近所にしばらく入院することを伝え・・・。病院へ・・・。


(納豆にキムチを混ぜてみました。とても美味！！名づけて、”納豆のキモチ”・・ﾌﾟｯﾌﾟｯ・・キムチだろっ・)

１人暮らしの老人の孤独な事件のニュースが時々聞かれる。
そういうニュースを聞くたびに、僕ら介護関係者はドキリとする。
自分が関わっている、〇〇さんは大丈夫か？と・・・。

悲しいニュースが起きないよう、日夜介護関係職員は頑張っています。。