2012年12月02日

エンディングノート‥

エンディングノート‥ 人生の締めくくりをどうするのか?

を考えたとき、
お年寄りの多くは、
それを家族や身内などに
一任していることが殆どです。

また、任された側の殆どが、
その任の重さを
死と直面するまで気付かずに、
或いは気付かないように意識しています。

そして援助する側もまた、
その事を口にすることをはばかり、
貴重な時間が失われてしまっていることも多いと
僕は考えています。

自分らしく生きるということは、
自分らしい人生の締めくくりを演出できるということ

最近の"断捨離"ブームを考えたとき、
自分のしがらみを断ち切り、
身軽な自分となり、
いつでも旅立てる準備をする
という考えに行き着きます。

お年寄りの多くは、
数多くの使わなくなった物や
ガラクタと呼ばれる不要品に
囲まれながら暮らしています。
また、家族間の不仲や未解決の問題
やり残した事や叶えたかった夢
生き別れの家族や
連絡が途絶えてしまった友など
沢山のシガラミの中で‥
足を取られながら暮らしています。

翻って我が身をみても同様!
自分の家族もまた然り‥
非常に難しいこの課題、
我が身に置き換えながらも
前に進むしかない。




お年寄りやそのご家族に、

自分の人生の締めくくり方‥

どのようになさりたいと
お考えですか?

この質問をしていこうと思います。

そして、自分にも‥‥


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この記事へのコメント
にかちゃん、連日のコメントすみません。

「エンディングノート」・・・この頃、真剣に考えていることなので、また、書き込ませてもらいました。


「自分のしがらみを断ち切り、
身軽な自分となり、
いつでも旅立てる準備をする」

まさしくそのとおりだと思います。
「生き方」そのものだといっていいのではないでしょうか。

そのためには、周りの目を気にせず、我が想いを貫く「強さ」と「勇気」も必要となります。

時には、決断ができず、グルグルと思い迷うときもあります。

「本当の自分」をさらけ出し、生き方を貫く。
「覚悟をもって自分の人生を引き受けているか」
-試されているような気がします。
Posted by tasha at 2012年12月02日 10:51
こんにちは。

私が尊敬している日本ケア・カウンセリング協会代表理事の品川博二先生は
「死を宣告された瞬間、私たちは八月三十一日の小学生になるんです。あなたも少しも宿題をやっていないでしょう?」
と、本に書いてあります。

人は自分のエンディングを考えたとき、同時に生き方を考える気がします。

品川先生は、人が生まれてくるとき助産師さんが関わるように、人生の最後にも親身になって関わってくれる助死師さんというものがあっても良いのではとも。

家族だけでは抱えきれない想いを、にかちゃんのような方との出逢いによって、かけがえのない命が家族の中にもこの先もずっと生き続けると思います。
Posted by OrtensiaOrtensia at 2012年12月02日 14:20
Ortensia.さん。。
人は自分がどんな締めくくり方をするのかを決めた後、
きっと、人生をもっと有意義に過ごせるのだと
僕も思います。。
助産師ならぬ助死師ですか?
なるほどm(__)m
コメントありがとうございましたm(__)m
Posted by にかちゃん at 2012年12月02日 21:32
tashaさん。。
"覚悟を決めて人生を引き受ける"
すごい!
僕も40を過ぎてからは、
よく考えています。
子供の頃見ていた、
人生という道は、
とてつもなく長い道程に見えていましたが、
今見える、人生の道は‥
いつでも終わってしまいそうな、
危うい道に見えるようになりました。
だからこそ、今見えるこの道を
しっかりと踏みしめながら歩くことに
意味があるんでしょうね。。
Posted by にかちゃん at 2012年12月02日 21:41
 
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